研究課題/領域番号 |
26893043
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研究種目 |
研究活動スタート支援
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
環境・衛生系薬学
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研究機関 | 北里大学 |
研究代表者 |
高根沢 康一 北里大学, 薬学部, 講師 (90345257)
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研究期間 (年度) |
2014-08-29 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
2015年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2014年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | メチル水銀 / 膜脂質 / オートファジー / PUFA |
研究成果の概要 |
本研究の目的は、魚介類摂取によるメチル水銀摂取のリスクとDHA、EPAといった高度不飽和脂肪酸(PUFA)摂取のベネフィットを分子レベルで理解することであった。 本研究では、まず、哺乳類培養細胞においてメチル水銀をばく露時にオートファジーの活性化について調べ、オートファジー関連分子LC3とp62がメチル水銀に対し誘導されることを明らかにした。次に、オートファジーを欠失した細胞ではメチル水銀に対し脆弱性を示すこと、ユビキチンタンパク質の蓄積を明らかにした。さらに、メチル水銀とDHAの同時ばく露により、オートファジーの誘導への影響、顕著な細胞死が引き起こされることを見出した。
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