研究課題/領域番号 |
26893103
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研究種目 |
研究活動スタート支援
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
衛生学・公衆衛生学
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研究機関 | 信州大学 |
研究代表者 |
三澤 由佳 信州大学, 医学部, 助教(受託研究) (10738644)
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研究協力者 |
野見山 哲生 信州大学, 学術研究院医学系, 教授 (70286441)
稲葉 雄二 信州大学, 学術研究院医学系, 准教授 (30334890)
塚原 照臣 信州大学, 学術研究院医学系, 講師 (50377652)
日高 義彦 信州大学, 学術研究院医学系(医学部附属病院), 助教 (40624713)
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研究期間 (年度) |
2014-08-29 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
2015年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2014年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 発達障害 / 周産期脳障害 / 周産期ストレス / バイオマーカー / サイトカイン |
研究成果の概要 |
周産期微細脳障害による神経発達障害を検証するため、1歳半健診でのM-CHAT重要6項目中の不通過項目の有無、18か月での独歩開始の有無、有意語出現の有無をアウトカムとして、臍帯血中の神経障害バイオマーカーとサイトカインについて検討した。M-CHAT不通過項目あり群でMMP-9/TIMP-1とIL-17が有意に上昇していた。有意語なし群でもTIMP-1が有意に低下しIL-17が上昇していた。TIMP-1は血液脳関門障害因子のMMP-9の内因性阻害因子であり、周産期の血液脳関門の軽微な障害とIL-17を介した炎症が18か月での言語と社会性の発達に影響する可能性が示された。今後も発達を追跡する。
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