研究課題/領域番号 |
26893301
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研究種目 |
研究活動スタート支援
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
形態系基礎歯科学
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研究機関 | 松本歯科大学 |
研究代表者 |
堀部 寛治 松本歯科大学, 歯学部, 助教 (70733509)
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研究期間 (年度) |
2014-08-29 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
2015年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2014年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 歯学 / 細胞・組織 / 生体分子 / 免疫学 / 歯科 / 自然免疫 / 組織学 |
研究成果の概要 |
Cathelicidinは、受容体Fpr2と結合し、様々な生理作用を惹起する。ラット歯胚分化過程において、Cathelicidinは象牙質形成期の象牙芽細胞に局在し、形成完了後には消失した。一方、Fpr2は象牙芽細胞下層でみられ、その局在は象牙質形成完了後も維持していた。歯質切削刺激後の修復過程において、切削後早期にCathelicidin陽性炎症性細胞が歯髄組織に浸潤し、修復象牙質形成時期ではCathelicidinおよびFpr2局在が修復象牙芽細胞とその周囲に認められた。 Cathelicidin-Fpr2シグナルは歯胚発生および修復応答の象牙質形成に関与する可能性がある。
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