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硫酸還元菌の亜硫酸還元酵素およびヒドロゲナーゼのクローン化の研究

研究課題

研究課題/領域番号 60580144
研究種目

一般研究(C)

配分区分補助金
研究分野 代謝生物化学
研究機関北海道大学

研究代表者

石本 真  北海道大学, 薬学部, 教授 (80001030)

研究期間 (年度) 1985 – 1986
研究課題ステータス 完了 (1986年度)
配分額 *注記
2,200千円 (直接経費: 2,200千円)
1986年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
1985年度: 1,700千円 (直接経費: 1,700千円)
キーワード硫酸還元菌 / クローニング / 亜硫酸還元酵素 / チトクロム【C_3】 / cloning
研究概要

硫酸還元菌宮崎株F(MF株)のDNAのSau3A部分加水分解断片5-10kbpを、pBR322のBamH1切断・ホスファターゼ処理断片とDNAリガーゼでつないでプラスミド混合物を得、これを用いてHB101株にトランスフェクションを行った。得られるアンピシリン耐性のコロニー数が極めて少なかったので、結合の条件の検討を行い、DNAおよびプラスミド断片とも反応液20μl巾の量を0.1μg以下としたときの方がよいことを見出した。この方法で、アンピシリン耐性の株を分離したが、そのうち10-40%がテトラサイクリン感受性で、DNAと結合したプラスミドを含むと思われた。その12株についてプラスミドの抽出を試み、アガロース電気泳動を行ったが、殆んどすべてにプラスミドの存在が認められた。そのうち、3株は大きさが4-5Kbpで、pBR322と大きさが変らなかったが、8-10数Kbpの大きさで、DNAを結合したプラスミドであることがわかった。
アンピシリン耐性・テトラサイクリン感受性株約1000について、硫酸還元菌MF株亜硫酸還元酵素(SiR)に対するウサギ抗血清を作用させ、ペルオキシターゼで標識した抗ウサギ免疫グロブリン血清(ヤギ)と結合するコロニーを選別したが、明らかに結合を起したコロニー、すなわちSiR遺伝子を組み込んだプラスミドを含む菌株は得られなかった。これはまだ菌株の分離が充分でないとも考えられる。今後、さらにトランスフェクションの能率のよいHDI株を用いてトランスフェクションを行い、SiR遺伝子を含むプラスミドを分離する予定である。また、チトクロム【C_3】に対する抗血清を用いてその遺伝子のクローニングを行う。

報告書

(1件)
  • 1986 研究成果報告書概要
  • 研究成果

    (2件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (2件)

  • [文献書誌] 石本真: Agricultural and Biological Chemistry.

    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
    • 関連する報告書
      1986 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] Makoto,Ishimoto: "Cross reaction of an antiserum against cytchrome <C_3> from Desulfovibrio Miyazaki F." Agricultural and Biological Chemistry.

    • 説明
      「研究成果報告書概要(欧文)」より
    • 関連する報告書
      1986 研究成果報告書概要

URL: 

公開日: 1987-03-31   更新日: 2016-04-21  

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