研究分担者 |
佐久間 洋一 名古屋大学, プラズマ研究所, 助教授 (30133119)
羽鳥 〓承 (羽鳥 尹承) 名古屋大学, プラズマ研究所, 助教授 (80023729)
西村 清彦 名古屋大学, プラズマ研究所, 助手 (00180638)
熊澤 隆平 名古屋大学, プラズマ研究所, 助手 (70109354)
佐藤 照幸 名古屋大学, プラズマ研究所, 教授 (70023702)
HATORI Tadatusug Institute of Plasma Physics, Nagoya University
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研究概要 |
(1) リシウムプラズマ発生用のQマシンを建設した. 主要諸元は以下の通りである. 定常磁場最高3.2KG, 真空容器内径15cmφ, 90°Cベーキングおよび-30°C冷却ができる. 基礎真空は1×10^<-7>torr熱板は直径6cmのタングステン製で2kv, 2Aの電子ビームで加熱することにより, 表面温度を200°Kにできる. 得られたリシウムプラズマの密度は1×10^9lm^<-3>, 電子温度0.25lvである. プラズマの半値直径は3cm. リシウムプラズマに高調波電圧を印加して^6Liの濃縮を行った. 初期3.4%のものが, 電極周に8Vの電圧を印加することにより約3倍の10%に濃縮された. しかし固体として回収するまでには至らなかった. (2) RFC-××-M装置により, 密度1.5×10^<12>cm^<-3>までのシート状水素プラズマに有効に高調波電場を印加することができた. (3) 高調波による同位体分離の新方式として, 有効ベクトルポテンシャルをもちいる方法が理論的に導かれた. *(3)のテーマには, 本研究分担者羽島尹承のほかに, 米国テキサス大学の田島俊樹および米国ローレンスリバモア研究所の松田美之が加わっている.
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