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大学教授資格の史的変遷と諸類型に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 62450041
研究種目

一般研究(B)

配分区分補助金
研究分野 教育学
研究機関国立教育研究所

研究代表者

相良 憲昭  国立教育研究所, 企画調整官 (90170620)

研究分担者 別府 昭郎  明治大学, 文学部, 助教授 (70062015)
大塚 豊  国立教育研究所, 第五研究部, 主任研究官 (00116550)
荒井 克弘  国立教育研究所, 第二研究部, 室長 (90133610)
安原 義仁  国立教育研究所, 第一研究部, 室長 (00093823)
横尾 壮英  国立教育研究所, 名誉所員 (30033533)
研究期間 (年度) 1987 – 1988
研究課題ステータス 完了 (1988年度)
配分額 *注記
4,500千円 (直接経費: 4,500千円)
1988年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
1987年度: 4,000千円 (直接経費: 4,000千円)
キーワード大学教授 / 大学教員の任用 / アグレガシオン / ハビリタツィオン / テニュアー / 学位 / ハビリタツィオオン / 大学教授資格 / アグレガシォン / テニユアー
研究概要

本研究は、主要国の大学における教授資格の歴史的変遷をたどり、併せて国や地域による教授資格の諸類型を比較考察して共通点や相違点を摘出し、もつて大衆化、国際化の進展するわが国の大学教員のあり方を再検討することを目的としてきた。研究の対象としては、日本の大学をはじめ、わが国の近代高等教育の確立に多大の影響を与えたイギリス、フランス、ドイツ、アメリカ等先進欧米諸国の大学、社会主義国の例として中国の大学、さらに古くからヨーロッパの大学の影響を受けながら、独自の発展を遂げて来たラテンアメリカ、特にメキシコの大学を選んだ。研究の方法はそれぞれの分担者が各国の大学関係の法規、大学の学則等における大学教育の資格、任用等に関する記述を分析したほか、法規等の明文にない。慣習等についても可能なかぎり資料を入手して、その分析を行った。研究成果報告所は上記諸国の大半の国の大手教授資格に関しての、主として歴史的な変遷と、今回の制度についての詳細を掲げることができた。この研究によって、ほとんどの国においては大学教授になるための資格を関して法令上あるいは学則上の規定があり、その多くは博士号取得を最大の資格としているが、実際の任用にあたっては、学問分野、あるいは個々の大学によって、一定の慣習が多くみられることが判明した。このことは、大学の伝統的な自治制度に教官任用も大きく影響されているということと、大学における研究や教育のあり方が、分野によって大きく異なり、統一的な法令や学則の文書に必ずしもなじまないという事実を示していると言える。わが国においても高等教育の多様化、大衆化、国際化が進展する中、大学教授資格のあり方について一層の研究や提案が望まれるところである。

報告書

(3件)
  • 1988 実績報告書   研究成果報告書概要
  • 1987 実績報告書

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公開日: 1987-04-01   更新日: 2016-04-21  

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