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コンパクト葉層のトポロジー

研究課題

研究課題/領域番号 63540079
研究種目

一般研究(C)

配分区分補助金
研究分野 代数学・幾何学
研究機関京都産業大学

研究代表者

福井 和彦  京都産業大学, 理学部, 教授 (30065883)

研究期間 (年度) 1988
研究課題ステータス 完了 (1988年度)
配分額 *注記
1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
1988年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
キーワードコンパクト葉層 / ハウスドルフ葉層 / 安定 / 葉層空間 / クラインの壺 / 第1リターン写像 / 基本群
研究概要

63年度研究において次の問題を考察した。
(1)4次元多様体上の余次元3、コンパクト葉層の安定性について考察し次の結果を得た。
定理:Fを4次元多様体M上の円周を葉とするハウスドルフ葉層とする。更に、各葉は連続的に向きづけられていると仮定する。このとき、FがC^0-安定である必要十分条件は次の1つを満たすことである;(i)FがII型の特異葉をもつ、(ii)FがIII_2型の特異葉をもつ、(iii)X(e(M/F))≠0、(iv)X(M/F)≠0、ここで、M/Fは葉層空間で、X(M/F)はそのオイラー数である。
(2)4次元多様体上の全ての葉がクラインの壺である葉層の安定性について考察し、次の結果を得た。
定理;Fを4次元閉多様体M上のクラインの壺を葉とする葉層とする。このとき、Xv(M/F)^2+X(M/F)^2≠0ならば、FはC^1-安定である。ここで、Xv(M/F)はV-多様体M/FのV-オイラー数である。
又、Xv(M/F)=X(M/F)=0のとき、FがC^1-安定でない例についても考察した。

報告書

(1件)
  • 1988 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] 福井和彦: Mathematica Japonica. 34-6. (1989)

    • 関連する報告書
      1988 実績報告書

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公開日: 1988-04-01   更新日: 2016-04-21  

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