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キレート生成を用いたキラル塩基のデザインとその不斉合成への応用

研究課題

研究課題/領域番号 63607509
研究種目

重点領域研究

配分区分補助金
研究機関東京大学

研究代表者

古賀 憲司  東京大学, 薬学部, 教授 (10012600)

研究期間 (年度) 1988
研究課題ステータス 完了 (1988年度)
配分額 *注記
2,300千円 (直接経費: 2,300千円)
1988年度: 2,300千円 (直接経費: 2,300千円)
キーワード不斉合成 / エナンチオ選択的反応 / 不斉塩基 / 不斉脱プロトン化 / 速度論的光学分割 / 不斉アルドール反応 / 不斉ダルツェン反応 / 不斉アルキル化反応
研究概要

キラルなリチウムジアルキルアミド(1__〜)の不斉窒素を利用したプロキラルなケトン(2__〜)の不斉脱プロトン化反応を更に展開し、次の三種の不斉合成反応を開発した。#
1.ラセミのケトンの速度論的光学的分割((RS)-4__〜→(R)-6__〜+(S)-(4__〜)
2.不斉アルドール反応(ダ.ルツェン反応)によるグリシッド酸エステルの不斉合成(7__〜→9__〜)
3.不斉アルキル化(10__〜→12__〜)
1.の反応は置換基によっては効率がよく、(RS)-4__〜を用いるときはそのkR/kSは100以上になる。
2、3、の反応においては、アキラルなエノレートとアキラルな求電子試薬の間の反応が不斉的に進行している点に極めて興味がある。この結果は、有機合成反応に繁用されているジアルキルアミド型塩基の反応にさらに一般的に拡張できる可能性があり、現在検討中である。

報告書

(1件)
  • 1988 実績報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (2件)

  • [文献書誌] 村岡正実: Tetrahedron Letters. 29. 337-338 (1988)

    • 関連する報告書
      1988 実績報告書
  • [文献書誌] 富岡清: J.American Chemical Society. 110. 3597-3601 (1988)

    • 関連する報告書
      1988 実績報告書

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公開日: 1988-04-01   更新日: 2016-04-21  

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