研究領域 | 高次複合光応答分子システムの開拓と学理の構築 |
研究課題/領域番号 |
15H01084
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研究種目 |
新学術領域研究(研究領域提案型)
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配分区分 | 補助金 |
審査区分 |
理工系
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研究機関 | 名古屋大学 |
研究代表者 |
関 隆広 名古屋大学, 工学研究科, 教授 (40163084)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
7,930千円 (直接経費: 6,100千円、間接経費: 1,830千円)
2016年度: 4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2015年度: 3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
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キーワード | 光応答高分子 / インクジェット / 光照射 / 液晶高分子 |
研究実績の概要 |
申請者らは、空気界面側に光反応性のアゾベンゼンを有する高分子をスキン層として設けることで、液晶高分子の配向を光化学的にコマンド制御できることを見出した。前年度はそれまで面内制御に加えて面外制御も可能であることを示した。 平成28年度は、シアノビフェニル系の側鎖型高分子を用いて、薄膜中でのメソゲン配向の制御に関して重要な知見である、空気側と基板側のメソゲン配向を精査した。また、これまで空気界面からの光配向制御に関して、高分子スキン層(約20 nm膜厚)を用いてきたが、水面単分子膜を用いて、単分子層1層のみを表面に転写した膜においても、膜中のメソゲンの配向変化が認められることが分かった。単分子層で効果があることを示した意義は大きい。 アゾベンゼン系液晶高分子膜の表面へのブロック共重合体をインクジェット塗布することにより、紫外光照射によってそこを起点として大きな物質移動が観測されることが分かった。塗布する高分子物質によって物質移動が観測される場合とされない場合があることが分かり、現在その要因について検討中である。
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現在までの達成度 (段落) |
28年度が最終年度であるため、記入しない。
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今後の研究の推進方策 |
28年度が最終年度であるため、記入しない。
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