研究領域 | 感応性化学種が拓く新物質科学 |
研究課題/領域番号 |
25109510
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研究種目 |
新学術領域研究(研究領域提案型)
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配分区分 | 補助金 |
審査区分 |
理工系
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研究機関 | 埼玉大学 |
研究代表者 |
斎藤 雅一 埼玉大学, 理工学研究科, 教授 (80291293)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
中途終了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
7,800千円 (直接経費: 6,000千円、間接経費: 1,800千円)
2014年度: 3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2013年度: 3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
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キーワード | プルンバシクロペンタジエニリデン / 小分子活性化 / アセチレン / シクロペンタジエン / 二価鉛 / 反芳香族性 / 超原子価構造 / フルオロボロール / クロロガロール / 二電子還元 / ジリチオプルンボール |
研究実績の概要 |
1.プルンバシクロペンタジエニリデンによる小分子活性化の検討 THFにより安定化されたプルンバシクロペンタジエニリデンを用いた小分子活性化を検討した。二酸化炭素との反応は複雑で、生成物の同定には至らなかった。一方、一酸化炭素との反応では鉛が脱離し、シクロペンタジエノンが生成した。同様の反応は二硫化炭素の場合でも起こり、珍しいシクロペンタジエンチオンが生成した。この場合には鉛に加えて硫黄一つ分も脱離しており、奇妙な反応といえる。また、フェニルアセチレンとの反応では、鉛は脱離しなかったものの、プルンボール環の鉛-炭素結合が開裂してビニル末端がプロトン化され、鉛上にはフェニルアセチリドが導入されたプルンビレンが生成することがわかった。この反応機構は不明であるが、アセチレンの酸性度の高いプロトンが反応に関与していると考え、シクロペンタジエン(CpH)との反応も検討したところ、同様な反応が進行し、鉛上にはCpが導入された。14族元素二価化学種によるこのような形式のアセチレンの活性化は例がなく、極めて興味深い。 THFが配位したプルンバシクロペンタジエニリデンをリチウムで還元すると、二電子還元が進行してジリチオプルンボールが生じることから、ジリチオプルンボールを酸化したところ、二電子酸化反応がきれいに進行し、プルンバシクロペンタジエニリデンが生成した。このような二電子過程は14族元素の化学では知られておらず、極めて意義ふかい。 2.σ芳香族性の探究 π芳香族に対してほとんど研究されていないσ芳香族性に関する理論計算を行い、σ芳香族性を有する化合物を予測した。
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現在までの達成度 (段落) |
26年度が最終年度であるため、記入しない。
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今後の研究の推進方策 |
26年度が最終年度であるため、記入しない。
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