本研究領域の連携研究を礎にして、国際的な研究者の連携を強化することにより日本を中核としたスピン変換連携ネットワークを形成した。これにより、チュートリアルを含む国際会議を開催しただけでなく、アジア圏の若手育成を目的とするスピントロニクス国際スクールを日韓で協力して4年間連続して開催した。これにより、将来本研究分野を産学両面で発展させていく若手人材の育成ができた。大学だけでなく産業界で磁気デバイス市場の開拓を主導する国際的な人材育成の一助になったと考える。その他、共同研究を目的として、大学院生や若手研究者を海外有力研究室に派遣あるいは受け入れて、世界的にも注目される成果に結実させた。
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