本研究班が実施した3つの支援活動の柱により、本領域からの成果、特にLHC実験からのヒッグス粒子の精密測定や素粒子物理学の標準模型では説明できない新現象探索の結果を踏まえ、非加速器分野や宇宙観測分野との連携の場を作ることにより研究の幅を拡大することが可能となった。今後の研究進展を加速する上で学術的意味のある成果である。さらに派遣・招聘によって国際的に研究者の交流を生むことで、人的コネクションの拡大や強固で信頼できるコネクションの拡充により、国際研究ネットワークにおいて日本のビジビリティを高めることができた。さらにグローバル化された若手研究者の育成にも繋がった。これらは社会的意義のある成果である。
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