研究領域 | ポストリソソーム生物学:分解の場から始まる高次生命現象の理解 |
研究課題/領域番号 |
21H05144
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研究種目 |
学術変革領域研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
審査区分 |
学術変革領域研究区分(Ⅲ)
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研究機関 | 奈良県立医科大学 (2023) 大阪大学 (2021-2022) |
研究代表者 |
中村 修平 奈良県立医科大学, 医学部, 教授 (00510611)
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研究分担者 |
藤田 尚信 東京工業大学, 科学技術創成研究院, 准教授 (00506496)
吉川 治孝 徳島大学, 先端酵素学研究所, 助教 (60709567)
永沼 達郎 北海道大学, 薬学研究院, 助教 (60779619)
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研究期間 (年度) |
2021-08-23 – 2024-03-31
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キーワード | リソソーム / プロテオミクス / リピドミクス |
研究成果の概要 |
ポストリソソーム生物学研究を推進するため、slackを使った関連情報の共有や3ヶ月に一回のwebベースもしくは対面のミーテイングでの進捗報告を通してメンバー間で緊密な連携をとりながら領域運営を進めた。また、アドバイザーの先生を交えた領域会議を合計3回開催し、研究の方向性に関する助言を得た。学会での共催のシンポジウムも3件実施し、領域の活動をアピールした。また得られた成果について論文発表を行った。これらの活動についてはHP (https://post-lysosome.jp/)にて情報発信を行った。
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自由記述の分野 |
細胞生物学
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
超高齢化社会に直面する先進諸国において健康寿命の延伸は喫緊の課題であり、ヒトにおいて老化の抑制を真に実現するには栄養因子などの環境的要因も含めた老化・寿命制御の確固たる分子メカニズムの理解が不可欠である。本領域活動を通して、この鍵を握ると考えられるポストリソソームシグナルの理解に一定の進展が見られた。今後得られた手がかりをもとに、様々なレベルのポストリソソームシグナルの作用機序解明を進めることで、将来的には健康寿命延伸の実現に向けた新たなシーズ創出につながる可能性がある。
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