総括班
真核細胞ゲノムの大半はタンパク質をコードしていない非コードDNA領域である。この領域は染色体を制御、維持する作用を担っていると考えられるが、その実体は不明な点がほとんどである。本研究領域では研究者間の強力な連携体制を築き、非コードDNA領域による染色体制御機構の全貌解明を目的とする。本総括班では、各研究者間の共同研究・情報交換の促進や、対外的な成果発表・情報発信、我が国の関連領域への波及効果促進などを目指す。本年度も当初の計画通り領域ホームページの更新、ニュースレター刊行を行った。8月には全班員参加で領域会議を葉山で開催した。続けて同月、海外から5名の研究者を招聘し外部評価を兼ねた国際シンポジウム「Non-coding DNA and Chromosome Integrity」を開催した。概ね高評価をいただけた。また3月には、過去の公募班員やこれまでに領域の研究計画に参画した学生、ポスドクなどの若手にも参加してもらい「終了シンポジウム」を東京大学で行った。シンポジウムでは、5年間の総括に加え、さらなる本分野の発展を目指し、柳田充弘評価委員による講演「染色体研究の展望」、最後に評価委員の5名先生をパネラーに迎え、「ゲノム研究の未来」について全員で議論した。学術調査官の先生にはすべての会議にはご参加いただき適切なアドバイスを頂戴した。
27年度が最終年度であるため、記入しない。
すべて 2016 2015 その他
すべて 雑誌論文 (7件) (うち査読あり 7件、 オープンアクセス 7件、 謝辞記載あり 4件) 学会発表 (6件) (うち国際学会 4件、 招待講演 3件) 図書 (4件) 備考 (4件) 産業財産権 (1件) 学会・シンポジウム開催 (1件)
Nuclei Acid Res
巻: on line ページ: on line
10.1093/nar/gkw110
Sci Rep.
巻: 6 ページ: on line
10.1038/srep22527.
Genes Genet Syst.
巻: in press ページ: in press
in press
Mol Cell Biol
巻: 35 ページ: 1871-1881
10.1128/MCB.01521-14
Science
巻: 349 ページ: 974-977
10.1126/science.aab3516
Genes Cells
巻: 20 ページ: 392-407
10.1111/gtc.12229
Zoolog Sci
巻: 32 ページ: 183-187
http://dx.doi.org/10.2108/zs140203
http://www.nsc.nagoya-cu.ac.jp/~jnakayam/ncDNA.html
http://lafula-com.info/kobayashiken/CytoGen/index.html
http://www.ohta-lab.c.u-tokyo.ac.jp