研究領域 | ナノスピン変換科学 |
研究課題/領域番号 |
26103001
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
大谷 義近 東京大学, 物性研究所, 教授 (60245610)
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研究分担者 |
大岩 顕 大阪大学, 産業科学研究所, 教授 (10321902)
村上 修一 東京工業大学, 理学院, 教授 (30282685)
白石 誠司 京都大学, 工学研究科, 教授 (30397682)
齊藤 英治 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 教授 (80338251)
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研究期間 (年度) |
2014-07-10 – 2019-03-31
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キーワード | スピン変換 / スピン流 / スピンホール効果 / スピンゼーベック効果 / 電磁気的スピン変換 / 光学的スピン変換 / 熱・力学的スピン変換 |
研究実績の概要 |
本年度は最終年度であるので、総括班が中心となり研究計画班で得られた新奇なスピン変換現象やそれらの発現機構に関する知見を集約し、スピン変換現象の理解につなげる努力を重ねた。また、これらの成果を国内外に発信するためにヨーロッパのスピントロニクス研究者と2018年11月22日One-Day Symposium on Spintronic Properties of Graphene and Related 2D Materialsおよび東大物性研究所と共同企画した国際会議Topological Phases and Functionality of Correlated Electron Systems 2019 (TPFC 2019)を共催して、本新学術領域で得られた研究成果の世界的な情報発信を行った。 年度末の3月18,19日に最終報告会を東北大学で開催した。すべての計画班の本スピン変換研究で設定した3つの目標に対する各計画班の試みと成果をスピン変換の統一的理解の観点から成果を代表者と分担者が纏めた。また、二日目の会議では、午前中は計画班ごとの個別会議を開き、これまでの計画班の取り組みに対する反省点や未完成部分を洗い出し、午後のパネルディスカッションに引き継いだ。スピン変換科学の統一的理解を前回から開始したパネルディスカッションを5人の計画研究班班長をパネリストとして行い、本領域の成果取りまとめを行うにあたってのスピン変換研究の今後の研究戦略や将来的な若手の育成に関して参加者全体で議論した。また、総括班会議も開催し、次期新学術領域研究の立ち上げと確認を行なった。 一方で、当領域の参画研究者からIEEE Distinguished Lecturerを輩出している。2018年度は領域代表がこの任に選出されたので、本スピン変換科学研究の国際的な啓蒙を通じた拠点形成に尽力した。
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現在までの達成度 (段落) |
平成30年度が最終年度であるため、記入しない。
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今後の研究の推進方策 |
平成30年度が最終年度であるため、記入しない。
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