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2018 年度 研究成果報告書

新生鎖の生物学

総括班

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研究領域新生鎖の生物学
研究課題/領域番号 26116001
研究種目

新学術領域研究(研究領域提案型)

配分区分補助金
審査区分 生物系
研究機関東京工業大学

研究代表者

田口 英樹  東京工業大学, 科学技術創成研究院, 教授 (40272710)

研究分担者 稲田 利文  東北大学, 薬学研究科, 教授 (40242812)
河野 憲二  奈良先端科学技術大学院大学, 研究推進機構, 特任教授 (50142005)
藤木 幸夫  九州大学, 生体防御医学研究所, 特任教授 (70261237)
稲葉 謙次  東北大学, 多元物質科学研究所, 教授 (10423039)
田中 元雅  国立研究開発法人理化学研究所, 脳神経科学研究センター, チームリーダー (40321781)
千葉 志信  京都産業大学, 総合生命科学部, 准教授 (20523517)
研究期間 (年度) 2014-07-10 – 2019-03-31
キーワード蛋白質科学 / RNA / 翻訳 / リボソーム / フォールディング / 新生ポリペプチド鎖 / シャペロン / リボソーム品質管理
研究成果の概要

細胞内の全てのタンパク質は、生命のセントラルドグマにおける翻訳途上の新生ポリペプチド鎖(新生鎖)の状態を経由して産まれてくる。本新学術領域研究「新生鎖の生物学」は、近年さまざまな生命現象に積極的に関わることがわかってきた「新生鎖」を主役に据えた研究を推進するものである。本領域の総括班では、全体領域会議の開催、連携研究の推進、国際シンポジウム、国内関連学会などでのシンポジウム/ワークショップの開催、海外研究者との交流・共同研究支援、若手育成、広報活動を行った。

自由記述の分野

蛋白質科学

研究成果の学術的意義や社会的意義

全ての生命現象にタンパク質は関わるので、そのタンパク質ができてくる過程(翻訳過程)に未知の生物学があることを明確にして分野を確立した点が、本領域の最も重要な学術的意義と考える。実際、本領域の期間内に翻訳レベルでの遺伝情報の発現制御は従来想定されているよりずっと重要、かつ未開拓であることが認識されるようになった。本領域の基礎研究から有用タンパク質の生産などのバイオテクノロジー、創薬研究など、より応用性の高い研究への橋渡しが始まっており、今後さらなる展開が期待できる。

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公開日: 2020-03-30  

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