研究領域 | 水惑星学の創成 |
研究課題/領域番号 |
17H06459
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研究種目 |
新学術領域研究(研究領域提案型)
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配分区分 | 補助金 |
審査区分 |
理工系
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研究機関 | 国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構 |
研究代表者 |
臼井 寛裕 国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構, 宇宙科学研究所, 教授 (60636471)
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研究分担者 |
荒川 政彦 神戸大学, 理学研究科, 教授 (10222738)
中村 智樹 東北大学, 理学研究科, 教授 (20260721)
岡田 達明 国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構, 宇宙科学研究所, 准教授 (30321566)
諸田 智克 東京大学, 大学院理学系研究科(理学部), 准教授 (30415898)
渡邊 誠一郎 名古屋大学, 環境学研究科, 教授 (50230967)
竝木 則行 国立天文台, RISE月惑星探査プロジェクト, 教授 (50274428)
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研究期間 (年度) |
2017-06-30 – 2022-03-31
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キーワード | 惑星探査 / はやぶさ2 / リュウグウ / 火星 / 水・岩石反応 / 氷微惑星 |
研究成果の概要 |
本計画研究B02班では、汎惑星表層進化の理解のため、小惑星探査機「はやぶさ2」による微惑星復元を足がかりに、小惑星や火星の水環境システムを、探査データ・帰還試料を通じて実証的に解明した。具体的には、「はやぶさ2」のリモートセンシング観測および帰還試料の化学分析により、微惑星の破片が集まってできたC型小惑星リュウグウの形成史、特にリュウグウ母天体の水・物質分布と水-岩石反応を明らかにした。また、火星に関しては、水-岩石反応の結果として生じる反応生成物の層序を復元し、これまで推察の域を出なかった火星地下水圏図を作成する方法論を確立した。
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自由記述の分野 |
惑星科学
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究計画の学術的意義は、宇宙における水の存在とその起源、進化、および生命の可能性に関する理解を深めたことである。小惑星リュウグウからのサンプル採取と地球への帰還により、採取された物質の詳細な解析と研究が可能となった。社会的には、地球外の生命の存在や進化の理解を促し、人類の存在意義や宇宙における位置づけに関わる根本的な問いに対する解答を提供する可能性が見いだせた。本研究課題により得られた水惑星の成り立ちに関する知見は、学術的な理解と社会的な進歩の両面で重要な意義を持つと言える。
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