研究領域 | 分子ナノシステムの創発化学 |
研究課題/領域番号 |
20111016
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研究種目 |
新学術領域研究(研究領域提案型)
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配分区分 | 補助金 |
審査区分 |
理工系
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
松本 卓也 大阪大学, 理学(系)研究科(研究院), 教授 (50229556)
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研究分担者 |
李 恵リョン 大阪大学, 産業科学研究所, 特任教授 (00362632)
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研究協力者 |
平野 義明 大阪大学, 理学研究科, 特任研究員 (10434896)
三宅 雄介 大阪大学, 工学研究科, 特任助教
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研究期間 (年度) |
2008-11-13 – 2013-03-31
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キーワード | ナノ電極 / 自己組織化 / 分子エレクトロニクス / バイオチップ / 分子認識 / ナノ構造体 / 微細加工 / 複製モールド |
研究概要 |
ナノスケール空間の少数分子系に現れるゆらぎや確率共鳴を利用して、論理デバイスおよびセンサーとしての機能創発を試みた。DNAを用いて酸化還元活性を有する分子のネットワークを形成し、電気的特性を調べた。その結果、クーロンネットワークモデルで良く記述できることがわかった。このような非線形応答を示す分子のネットワーク系を生かした応用として、確率共鳴素子の実験を行った。熱ノイズにより微弱な入力信号を高いS/Nで検出することに成功した。この成果は分子によるニューラルネットワーク構築の可能性を示すものである。
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