研究領域 | 配位プログラミング ― 分子超構造体の科学と化学素子の創製 |
研究課題/領域番号 |
21108010
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研究種目 |
新学術領域研究(研究領域提案型)
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配分区分 | 補助金 |
審査区分 |
理工系
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研究機関 | 独立行政法人物質・材料研究機構 |
研究代表者 |
竹内 正之 独立行政法人物質・材料研究機構, 高分子材料ユニット, グループリーダー (70264083)
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連携研究者 |
杉安 和憲 独立行政法人物質・材料研究機構, 高分子材料ユニット・有機材料グループ, 主任研究員 (80469759)
中西 尚志 独立行政法人物質・材料研究機構, 高分子材料ユニット・有機材料グループ, 主幹研究員 (40391221)
相見 順子 独立行政法人物質・材料研究機構, 高分子材料ユニット・有機材料グループ, 研究員 (80579821)
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研究期間 (年度) |
2009-07-23 – 2014-03-31
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キーワード | 共役系高分子 / 配列制御 / 超分子プログラミング |
研究概要 |
分子や高分子の配列を意のままに操ることは容易いことではない。しかしながら、分子と分子、分子と高分子などに働く相互作用の理解と応用により、所望の配列に導く事が可能と考えられる。我々は、共役系高分子と配位結合で相互作用する「分子クリップ」を用いて、異なる共役系高分子の交互配列(2.0 nm間隔)が可能であることを示した。分子の配列を助ける相互作用部位を精密に分子に導入することで、円偏光発光特性を示す分子集合体や長さの揃った一分子幅の集合体を得る新たな手法を提案した。また、折り畳みを誘起可能な折尺様分子・高分子を合成し、外部刺激によりユニットとなる共役系分子の配向や電子状態を制御できることを示した。
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