研究領域 | 生命応答を制御する脂質マシナリー |
研究課題/領域番号 |
22116002
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研究種目 |
新学術領域研究(研究領域提案型)
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配分区分 | 補助金 |
審査区分 |
生物系
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研究機関 | 順天堂大学 (2012-2014) 九州大学 (2010-2011) |
研究代表者 |
横溝 岳彦 順天堂大学, 医学(系)研究科(研究院), 教授 (60302840)
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研究分担者 |
佐伯 和子 順天堂大学, 大学院医学研究科, 准教授 (00553273)
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連携研究者 |
奥野 利明 順天堂大学, 大学院医学研究科, 准教授 (60361466)
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研究期間 (年度) |
2010-04-01 – 2015-03-31
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キーワード | ロイコトリエン / アラキドン酸 / 受容体 / アスピリン / 非ステロイド性消炎鎮痛剤 / 皮膚潰瘍 |
研究成果の概要 |
BLT2は上皮細胞に発現し、腸管バリア機能の維持や皮膚創傷治癒に必要な受容体であることが分かった。BLT2アゴニストは難治性皮膚潰瘍の治療薬候補と考えられた。アスピリンはBLT2リガンドである12-HHTの産生を抑制することで創傷治癒を遅延させた。BLT1、BLT2はゼブラフィッシュの胚発生に必須の遺伝子であった。遺伝子欠損マウスの解析から、BLT1が多発性硬化症を増悪させたり、脊髄損傷の回復を遅らせること、BLT2が気管支喘息の反応を抑制していることも分かった。
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自由記述の分野 |
生化学、分生生物学、免疫学
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