計画研究
新学術領域研究(研究領域提案型)
細胞外基質による血管-神経相互作用の制御機構を明らかにするため、(1) 血液脳関門の形成に重要なαVβ8インテグリンの特異的リガンド探索、および (2) 神経幹細胞ニッチとされている基底膜構造“フラクトン”の機能解析を行った。 その結果、 (1) TGF-β1がαVβ8の特異的リガンドであること、(2) フラクトンは神経幹細胞によって産生される基底膜構造であること、を見出した。これらの結果は、血管-神経相互作用を制御する細胞接着メカニズムの解明につながると考えられる。
生物学