研究領域 | ミクロからマクロへ階層を超える秩序形成のロジック |
研究課題/領域番号 |
22127007
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研究種目 |
新学術領域研究(研究領域提案型)
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配分区分 | 補助金 |
審査区分 |
生物系
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研究機関 | 基礎生物学研究所 |
研究代表者 |
上野 直人 基礎生物学研究所, 形態形成研究部門, 教授 (40221105)
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連携研究者 |
鈴木 誠 基礎生物学研究所, 形態形成研究部門, 助教 (10533193)
野中 茂紀 基礎生物学研究所, 時空間制御研究室, 准教授 (90435529)
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研究期間 (年度) |
2010-04-01 – 2015-03-31
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キーワード | 形態形成 / 神経管形成 / 細胞接着 / 細胞運動 / 機械刺激 |
研究成果の概要 |
神経管形成に着目し、個々の細胞レベルでのどのような変化がそのダイナミックな組織リモデリングを可能にするのか、その背景を分子、細胞、組織レベルに加え、物理的な力の生成をも含めて理解することを試みた。 そして、神経管形成においては神経板内の細胞でアクチンおよび細胞接着分子の協同作用によって起こる頂端収縮、微小管の安定化・束化によって起こる細胞伸長が神経板の折りたたみに重要であることを明らかにした。加えて、神経板の外側(非神経外胚葉)では深層細胞が両側から積極的に背側正中線に向かって移動し、それにともない上層の細胞が背側に移動することが完全な神経管形成に必要であることを明らかにした。
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自由記述の分野 |
発生生物学
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