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2015 年度 研究成果報告書

タンパク分解系障害による脳内環境変調と神経変性メカニズム

計画研究

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研究領域脳内環境:恒常性維持機構とその破綻
研究課題/領域番号 23111002
研究種目

新学術領域研究(研究領域提案型)

配分区分補助金
審査区分 生物系
研究機関京都大学

研究代表者

高橋 良輔  京都大学, 医学(系)研究科(研究院), 教授 (90216771)

研究分担者 漆谷 真  京都大学, 大学院医学研究科, 准教授 (60332326)
研究期間 (年度) 2011-04-01 – 2016-03-31
キーワードALS / Proteasome / Autophagy / Medaka / Gaucher disease / GBA / Lysosome / Alpha-synuclein
研究成果の概要

我々は筋委縮性側索硬化症(ALS)へのたんぱく分解障害の関与を探った。運動ニューロン特異的に26Sプロテアソームを欠損させたマウスでは臨床的にも病理学的にもヒトのALSにきわめて類似した病像を示した。対照的に運動ニューロン特異的にオートファジーを欠損させたマウスでは細胞死は観察されず、運動機能障害も認められなかった。以上より、ALSの病因にプロテアソーム障害が関与する可能性が強く示唆された。また、リソゾーム病であるゴーシェ病の病因遺伝子GBA変異がパーキンソン病のリスク遺伝子であることからメダカのゴーシェ病モデルを作成したところ、行動異常と脳内に神経炎症およびαシヌクレイン凝集体蓄積を認めた。

自由記述の分野

神経内科学

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公開日: 2017-05-10  

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