本計画研究では,進化計算を活用してデータベースに格納された遺伝子部品等の検索を行い,それらを組み合わせて人工遺伝子回路を自動設計する技術を開発することを目的とした.さらに,人工遺伝子回路を設計するための実験計画を立案する技術の構築を目指した.そこで本研究では構成モジュールの特性の違いや周囲の温度などといった環境変化に対して頑健な遺伝子回路モジュールを合成することを試みた.また連携研究者の萩谷らは,MediaWikiをベースとして,合成生物学実験を計画・管理・運営し,実験結果を記録・検索するためのデータベース・フレームワークを開発した.
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