研究領域 | 福島原発事故により放出された放射性核種の環境動態に関する学際的研究 |
研究課題/領域番号 |
24110003
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研究種目 |
新学術領域研究(研究領域提案型)
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配分区分 | 補助金 |
審査区分 |
理工系
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研究機関 | 気象庁気象研究所 |
研究代表者 |
五十嵐 康人 気象庁気象研究所, 環境・応用気象研究部, 室長 (90343897)
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研究分担者 |
大河内 博 早稲田大学, 理工学術院, 教授 (00241117)
北 和之 茨城大学, 理学部, 教授 (30221914)
石塚 正秀 香川大学, 工学部, 准教授 (50324992)
吉田 尚弘 東京工業大学, 総合理工学研究科(研究院), 教授 (60174942)
三上 正男 気象庁気象研究所, その他部局等, 研究総務官 (60354510)
里村 雄彦 京都大学, 理学(系)研究科(研究院), 教授 (20273435)
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連携研究者 |
川島 洋人 秋田県立大学, システム科学技術学部, 准教授 (60381331)
田中 泰宙 気象研究所, 環境応用気象研究部, 室長 (50435591)
関山 剛 気象研究所, 環境応用気象研究部, 主任研究官 (90354498)
眞木 貴史 気象研究所, 環境応用気象研究部, 室長 (50514973)
山田 桂太 東京工業大学, 物質理工学院, 准教授 (70323780)
財前 祐二 気象研究所, 予報研究部, 室長 (70354496)
足立 光司 気象研究所, 環境応用気象研究部, 主任研究官 (90630814)
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研究協力者 |
中井 泉
山田 豊
宇谷 啓介
西口 講平
阿部 善也
三上 正男
羽田野 祐子
緒方 裕子
吉川 知里
青山 智夫
豊田 栄
服部 祥平
村上 茂樹
梶野 瑞王
新村 信雄
渡邊 明
長田 直之
谷田貝 亜紀代
牧 輝弥
佐藤 志彦
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研究期間 (年度) |
2012-06-28 – 2017-03-31
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キーワード | 環境放射能 / 環境質定量化・予測 / 大気現象 / 環境変動 / 地球化学 / 福島第一原発事故 / 環境・生体影響 / 陸域生態圏 |
研究成果の概要 |
初期の放射性Cs放出には従来想定されていた水溶性サブミクロン粒子に加え,直径数μmの不溶性粗大球状粒子が存在することを初めて明らかにした。 典型的な里山では再飛散由来のCs濃度は,都市部での結果と異なり,夏季に上昇し,冬季には低かった。夏季のCs担体は大部分が生物由来であることを初めて見出した。 放射性Csの再飛散簡略スキームを開発し,領域エアロゾル輸送モデルを用いて森林生態系からの生物学的粒子による再飛散,ならびに事故サイトから継続する一次漏えいも含め,フラックス定量化-収支解析を行った。その結果、他のプロセス同様、再飛散は、地表に沈着したCsの減少や移動にほとんど寄与しないことがわかった。
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自由記述の分野 |
大気エアロゾル、環境放射能、地球化学
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