研究領域 | 植物細胞壁の情報処理システム |
研究課題/領域番号 |
24114003
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研究種目 |
新学術領域研究(研究領域提案型)
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配分区分 | 補助金 |
審査区分 |
生物系
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研究機関 | 基礎生物学研究所 (2016) 東京大学 (2012-2015) |
研究代表者 |
上田 貴志 基礎生物学研究所, 細胞動態研究部門, 教授 (10311333)
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連携研究者 |
植村 知博 東京大学, 大学院理学系研究科, 助教 (90415092)
藤本 優 東京大学, 大学院農学生命研究科, 准教授 (60554475)
海老根 一生 基礎生物学研究所, 細胞動態研究部門, 助教 (90590399)
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研究期間 (年度) |
2012-06-28 – 2017-03-31
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キーワード | 膜交通 / 細胞壁 / セルロース合成酵素複合体 / イノシトールリン脂質 / エンドサイトーシス / 液胞 / Rab GTPase |
研究成果の概要 |
細胞壁の構築と機能発現に膜交通がいかに関わるのかを,様々な側面から調べた.セルロース合成酵素複合体(CSC)の動態を超解像顕微鏡を用いて観察し,CSCのダイナミン依存的エンドサイトーシスを可視化した.さらに,PI3KおよびPI4KがCSCの輸送の異なる過程に関与することを明らかにした.植物―微生物間相互作用については,フラジェリン受容体FLS2の動態解析で成果があった.さらに,液胞輸送経路の損傷により細胞壁が影響を受けること,植物の液胞輸送経路が他の生物と異なる仕組みにより制御されていることを突き止めた.ゼニゴケを用いた進化細胞生物学的解析では,膜交通の多様化の歴史の再構築が進行中である.
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自由記述の分野 |
植物分子細胞生物学
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