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2016 年度 研究成果報告書

遺伝子転写再構築系による転写サイクル制御機構の解明

計画研究

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研究領域高精細アプローチで迫る転写サイクル機構の統一的理解
研究課題/領域番号 24118003
研究種目

新学術領域研究(研究領域提案型)

配分区分補助金
審査区分 生物系
研究機関長崎大学

研究代表者

伊藤 敬  長崎大学, 医歯薬学総合研究科(医学系), 教授 (90306275)

研究分担者 大熊 芳明  長崎大学, 医歯薬学総合研究科(医学系), 客員研究員 (70192515)
広瀬 豊  富山大学, 大学院医学薬学研究部(薬学), 准教授 (00218851)
研究期間 (年度) 2012-06-28 – 2017-03-31
キーワードクロマチン / ヒストン / 癌化 / メディエーター / TFIIE
研究成果の概要

ヒストンH2AのC末端リン酸化が癌細胞において亢進していることを明らかにした。このリン酸化はVRK1により触媒されることを証明した。VRK1をノックダウンするとCyclinD1の発現が低下し、癌細胞増殖は低下する。CyclinD1のプロモーター領域ではVRK1の局在とヒストンH2AのC末端リン酸化を認めた。これらの所見はヒストン修飾酵素の異常が癌化を引き起こすエピジェネティックなメカニズムを証明したものである。
大熊らは、自然免疫に関わるTLR9活性化にメディエーターが重要な役割を果たすことを明らかにした。さらに、基本転写因子TFIIEの結晶構造を決定した。

自由記述の分野

生化学

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公開日: 2018-03-22  

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