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2017 年度 研究成果報告書

in vitroにおけるPGC産生および分化のための新規培養系開発

計画研究

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研究領域動物における配偶子産生システムの制御
研究課題/領域番号 25114006
研究種目

新学術領域研究(研究領域提案型)

配分区分補助金
審査区分 生物系
研究機関九州大学

研究代表者

林 克彦  九州大学, 医学研究院, 教授 (20287486)

研究期間 (年度) 2013-06-28 – 2018-03-31
キーワード多能性幹細胞 / 卵母細胞
研究成果の概要

卵子のもつ生物学的・医学的価値は極めて大きく、体外培養で卵子を産生する手法の開発は長い間望まれていました。本研究では種々の培養条件を検討することにより世界で初めて、多能性幹細胞(ES細胞およびiPS細胞)から卵子までのすべての過程を培養皿上で行う卵子産生培養システムを構築しました。この培養システムで得られた卵子は、受精により個体にまで発生しました。この方法では成体のマウスの尻尾の組織由来のiPS細胞からも機能的な卵子を得ることができました。体外培養下で多能性幹細胞から卵子に至る過程は、生体内の卵子の形成過程を概ね踏襲しており、改善点はあるものの、培養モデルとして十分に有用と考えられます。

自由記述の分野

生殖生物学

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公開日: 2019-03-29  

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