研究分担者 |
福井 康雄 名古屋大学, 理学部, 助教授 (30135298)
河鰭 公昭 名古屋大学, 理学部, 教授 (60022513)
林 正彦 東京大学, 理学部, 助手 (10183914)
半田 利弘 東京大学, 理学部, 助手 (40202270)
長谷川 哲夫 東京大学, 理学部, 助教授 (50134630)
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研究概要 |
(1)銀河系,銀河における活動現象を観測する上で,電波領域からサブミリ波領域の重要性が重視される。とくにサブミリ波領域での観測においては大気の影響がじん大である。したがって将来的には宇宙空間からの観測が重要になる。このような観点から,「スペ-スからの電波天文学」と題するシンポジウム(宇宙電波懇談会と共催)を組織し,約100名の参加者を得て研究,討論会を行った。 (2)銀河における基礎的な物理プロセス(星生成,電磁現象,噴出現象など)を解明するために,約20名の参加者による密度の高い議論を主体とする小ワ-クショップ「銀河ショップ90」を組織して開催した。 (3)東大理60cmサブミリ波望遠銀の整備を続行し,銀河系の一酸化炭素分子の回転J=2ー1遷移のラインによるサ-ベイを行った。とくにオリオン分子雲,銀河中心などの広範囲マッピングを進めた。 (4)名大理4mミリ波望遠鏡による観測を続行し,銀河系における激しいスタ-フォ-メ-ション領域のCOJ=1ー0分子線観測を行った。
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