研究課題
1.研究の目的「国際光合成会議」は、光合成研究の生理学、形態学、生化学、生物物理学、分子生物学、生態学、農学等の分野を包括する国際会議であり、最近の会議では参加者は1000人を越える。この国際会議は3年ごとに開催され、1992年に開催される第9回会議は日本で開催することが光合成国際会議国際委員会(各国の代表16名で構成)において1988年(昭和63年)12月に正式に決定された。本総合研究(B)では、光合成研究者および関連研究領域の研究者が各研究分野の国際状況を調査し、これに基づいて第9回国際光合成会議の沿革、会場、国内組織委員会の構成、プログラムの概要等を決定することを目的としている。2.本年度の研究実施計画(1)平成元年6月29日に研究組織全員による研究連絡会議を開催した。そこで第9回国際光合成会議の会場を名古屋市白鳥センチュリ-プラザに決定し、さらに、準備委員会の構成、プログラムの概要等について討論した。また企画立案委員を役割分担表に記載の通りに指名し、具体的原案の作製を委任した。(2)企画立案委員会を平成元年9月13日に開催し、学術会議との共催の申請、国内組織委員会の構成、各種小委員会の役割分担等に関して検討をおこなった。(3)平成2年3月27日に研究組織全員による研究連絡会議を開催し、企画立案委員会の作製した具体案を検討する予定である。