研究概要 |
平成2年度における総括班としての活動は次のとおりである。 1,中国との交流 中国においても重点領域研究に相当するものが組織され,研究がすすめられていることにかんがみ,二宮(代表者),竹内(分担者),小川(分担者)の3名が,北京の電子顯微鏡研究所におもむき,研究発表,討論を行った。(11月6〜11日) 2,領域全体の研究会の開催 本重点領域研究は,4つの計画・公募研究に分れて推進されている:AO1,準結晶の原子配列と欠陥,成長機構,新しい準結晶の作成,AO2,準結晶の物性,AO3,構造,秩序化過程の理論,AO4,電子状態,物性の理論。これら4つの班の間の連絡を密にするため,合同の研究会を松風苑(静岡県,網代)において開催した(12月17〜19日)。 3,本重点領域研究のとりまとめ方の計画 本重点領域研究(準結晶の構造と物性)は本年度が第3年次で最終年度であり,来年度はとりまとめの年である。本領域のとりまとめ方は,次のように計画している: 平成3年度:成果報告書とりまとめのための研究会開催,編集作業の年度内完了 平成4年度:成果報告書出版
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