研究分担者 |
山本 聡 琉球大学, 理学部, 助手 (50124855)
松本 良 東京大学, 理学部, 助教授 (40011762)
弘原海 清 大阪市立大学, 理学部, 教授 (90047572)
岡田 博有 九州大学, 理学部, 教授 (60037182)
相原 安津夫 九州大学, 理学部, 教授 (80037291)
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研究概要 |
1.昨年度から継続のデ-タの所在確認と収集およびデ-タの標準化については,各々の分担者および協力者がアルバイタ-の協力を得ながら進めており,国内のデ-タの概要が明らかになりつつある. 2.デ-タ構造およびデ-タシ-トについては,堆積岩の区分毎に検討して全体会議(本年度は6月と12月の二回)に報告してもらい,デ-タベ-ス全体の構造を決めていくこととしている.昨年度までに出された原案について,炭酸塩岩のデ-タ構造や化学分析値の記載方法などに問題のあることが明らかになり,今後のデ-タベ-スの設計およびデ-タシ-トの印刷の段階で修正していくこととなった. 3.市販のソフトParadoxおよびFoxbaseをによるデ-タベ-スシステムを開発し,デ-タ入力を開始したが,このシステムはIBMーPCおよびその互換機上でしか使えないので,日本国内でより普及しているPCー9801およびその互換機で使えるようコンバ-トすることとなった. 4.原型デ-タベ-スの構築とそのテストについては,前述のIBMーPC版のシステムで作成した初版について全体会議の機会にデモンストレ-ションと併せて行った.現在,約200件のデ-タで,その容量は1.4MBである.最終的には相当の容量になるので,そのような大型のデ-タベ-スを旨く動かせるようなシステムの検討が必要である. 5.本総研は国際プロジェクトIGCP269と密接な関係にあり,そこでの堆積岩デ-タベ-スのシステム設計,デ-タ収集と入力,テスト版の構築と配布などの作業,および,第4回国際研究集会(4月、Cairo)および作業委員会(11月、Rennes)には,本総研の関係者全員がのメンバ-として全面的に協力している.
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