• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

1992 年度 研究成果報告書概要

木質材料の接着耐久性に関する基礎的研究

研究課題

研究課題/領域番号 02303016
研究種目

総合研究(A)

配分区分補助金
研究分野 林産学
研究機関九州大学

研究代表者

坂田 功  九州大学, 農学部, 名誉教授 (10038169)

研究分担者 吉田 弥明  静岡大学, 農学部, 教授 (10126790)
水町 浩  東京大学, 農学部, 教授 (40022165)
鈴木 正治  東京農工大学, 農学部, 教授 (90126293)
佐々木 光  京都大学, 木質科学研究所, 教授 (50027158)
大熊 幹章  東京大学, 農学部, 教授 (80011906)
研究期間 (年度) 1990 – 1992
キーワード木質材料 / 接着 / 接着剤 / 接着耐久性 / 耐久性評価方法 / 硬化挙動
研究概要

木質材料の性能と耐久性を接着および接着剤との関連において総合的に研究するため、基礎的な知見の集積と整理を行ってきたが、本年度は最終年度にあたり、平成4年9月に奈良市において研究グループの会合を開き、持ち寄った研究状況について討議を行った。
本年度も接着剤の硬化挙動および接着性能発現の機構ならびに劣化機構、木質材料の製造条件と製品の性能、耐久性評価方法に関して新しい知見が得られた。それらの成果は研究成果報告書として刊行したが、その内容を表題で示せば以下のごとくである。
(1)パワーフィード法によるエマルション型接着剤の物性と接着性(2)パーティクルボード用レゾールの構造と特性(3)湿気硬化型ポリウレタン系接着剤の物性と接着性(4)フェノール・メラミン樹脂接着剤の耐久性に対する高分子量ノボラック添加の効果(5)メラミン系樹脂の劣化機構についてーSEM観察からの考察(6)ユリア樹脂接着剤の耐久性向上のための低架橋フェノール樹脂の利用(7)室内環境下における木材接着層内のクリープき裂の成長(8)フェノール樹脂の分子量と素材およびボードの寸法安定化(9)パーティクルボードの調湿性能および強度・耐水性能に及ぼす低比重化の影響(10)低比重ボードの小片結合力(11)スギ材を原料としたパーティクルボードの製造と材質(12)ラジアータパイン単板の接着耐久性(13)弾性波による木材接着接合部における強度評価の非破壊検査にかんする基礎的研究(14)乾湿繰り返し試験法による耐水性の評価(15)木質構造における接着評価。

  • 研究成果

    (2件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (2件)

  • [文献書誌] 樋口 光夫,三根 利博,盧 正官,坂田 功: "フェノール・メラミン樹脂接着剤の耐久性に対する高分子量ノボラックの効果" 木材学会誌. 38. 442-447 (1992)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
  • [文献書誌] Mitsuo HIGUCHI, Toshihiro MINE, Jeang-Kwan ROH and Isao SAKATA: "Effects of the Incorporation of High Molecular-Weight Novolac on the Durability of Phenol-Melamine-Formaldehyde Adhesive" Mokuzai Gakkaishi. Vol.38, No.5. 442-447 (1992)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(欧文)」より

URL: 

公開日: 1994-03-24  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi