研究課題/領域番号 |
02402024
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研究種目 |
一般研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
機械工作
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
岩田 一明 大阪大学, 工学部, 教授 (30031066)
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研究分担者 |
田村 坦之 大阪大学, 工学部, 教授 (90029257)
白井 良明 大阪大学, 工学部, 教授 (50206273)
北川 浩 大阪大学, 工学部, 教授 (30029095)
花崎 伸作 大阪大学, 工学部, 教授 (50029097)
赤木 新介 大阪大学, 工学部, 教授 (50127172)
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研究期間 (年度) |
1990 – 1991
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キーワード | 生産システム / 計算機支援 / CAD / CAE / CAPP / CAM / CAPM |
研究概要 |
今年度の研究成果は、以下のようにまとめられる。 1.プロダクトモデル、生産プロセスモデル、生産環境モデル間の融合化インタフェ-スの検討を行なった。とくに実現上で重要な要因である時間情報を中心として、各モデル間の情報交換を容易にするモデリングシステムを構成した。また、本手法が、複数のアクティビティによる協調的な問題解決を実現するための1つの要素技術となることを確認した。 2.プロダクトに関するさまざまな知識を人間から獲得するためのインタフェ-スシステムを設計し、プロトタイプシステムを構築した。これにより、プロダクトに関連する知識を、組織的に計算機内に構成し、デ-タベ-ス化することが可能となった。 3.設計と解析を融合化して行なう方法論に関して調査・研究を行った。特に、形状、時間、物理的な性質を統合化し、プロトタイプを作成することで、物理的な深い知識を一部、計算機上で取り扱うことが可能となった。これにより、CAD/CAPP/CAMMの融合化の方法論の有効性を検証できた。また、今後の研究の方向性としては、以下の項目が考えられる。 1.計算機支援の各システムと、人間との望ましい関係について検討を行い、人間によりよい設計・生産環境と、それのための情報システムについてのフレ-ムワ-クを提案すること。 2.Virtual Realityなどに代表されるユ-ザインタフェ-ス技術の生産システムへの効果的な適用方法について検討すること。
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