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1993 年度 実績報告書

寝殿造の総合的研究

研究課題

研究課題/領域番号 02405009
研究機関奈良国立文化財研究所

研究代表者

牛川 喜幸  奈良国立文化財研究所, 飛鳥藤原宮跡発掘調査部, 部長 (40000468)

研究分担者 島田 敏男  奈良国立文化財研究所, 飛鳥藤原宮跡発掘調査部, 研究員 (60187432)
本中 真  奈良国立文化財研究所, 飛鳥藤原宮跡発掘調査部, 主任研究官 (30113434)
黒崎 直  奈良国立文化財研究所, 飛鳥藤原宮跡発掘調査部, 室長 (60000494)
橋本 義則  奈良国立文化財研究所, 飛鳥藤原宮跡発掘調査部, 主任研究官 (60164802)
山岸 常人  奈良国立文化財研究所, 平城宮跡発掘調査部, 主任研究官 (00142018)
キーワード寝殿造住宅 / 庭園 / 日記 / 発掘遺構 / 政治制度 / 家族制度 / 儀式
研究概要

本年度は、【.encircled1.】昨年度に引き続き、発掘調査報告書の検索を行い、寝殿造を含めた住宅関係遺跡の発掘成果の収集を青森から沖縄まで44都府県、618遺跡について完了し、またその報告書別データシート991件を作成してパーソナルコンピュータを用いたデータベース化を終了した。ただし遺構図などの図面は収集するに止まり、入力には至っていない。また【.encircled2.】平城京跡・長岡京跡・平安京跡・鳥羽離宮跡については発掘調査報告書の検索を別途行い、その調査成果を調査次数毎に整理し、長岡京跡を除く平城京跡1880件、平安京跡6047件、鳥羽離宮跡671件について同様にデータベース化した。このうち特に平安京跡と鳥羽離宮跡については主要な調査における遺構図をスキャナーによってパーソナルコンピュータに取り込み、「町」毎に合成する試みも行い、発掘調査成果に関する文字データとともにデータベース化に取り組んだ。本年度も上記の資料収集・整理作業に多大の時間と労力を費やしたが、今後科学研究費終了後も新規データデータの追補と収集データの活用を図るための様々な試みを行いたい。一方研究作業としては上記の収集資料を研究分担者が個々の研究分担(古代史・建築史・庭園史・考古学等関連諸分野からの研究)に従い分析作業を継続して行った。二月には北海道工業大学の川本重雄氏を招き、寝殿造に関する研究会を開催するとともに、今後の研究課題などについて確認した。

  • 研究成果

    (5件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (5件)

  • [文献書誌] 山岸常人: "都城の成立-藤原京-" 復元大系日本の城 城郭の歴史と構成. 9. (1993)

  • [文献書誌] 山岸常人: "紙を「押す」こと-中世寺院生活の一側面-" 日本建築学会学術講演梗概集(関東)1993年9月. (1993)

  • [文献書誌] 山岸常人: "「堂蔵」の史的意義に対する討論" 日本建築学会計画系論文集. 455. (1994)

  • [文献書誌] 藤田盟児: "鎌倉" 『図集 日本都市史』東京大学出版会. P70-〓 (1993)

  • [文献書誌] 藤田盟児: "藤原定家と周辺住民の居住形態" 『日本建築学会計画系論文報告集』. 448. P151-〓 (1993)

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公開日: 1995-03-23   更新日: 2016-04-21  

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