研究課題
総合研究(A)
1.大腸菌の熱ショックタンパク質の合成誘導機構が転写因子σ^<32>の量的増加によることを明らかにした(由良、森)。2.大腸菌のDNA複製あるいは分泌に関与するストレスタンパク質の機能を温度感受性変異株などを利用して解明した(市川、榊原、伊藤)。大腸菌の環境適応機構としての転写装置と翻訳装置の修飾の実体を解明した(石浜、饗場)。3.大腸菌内のプラスミッドDNAの超構造がストレスによって弛緩することを発見した(関水)。5.好熱菌のストレスタンパク質の構造と機能、さらに発現を総合的に研究し、大腸菌と対比した(香川)。6.出芽酵母の炭素源変換の機構および高温で生育するために必要な遺伝子の同定を行った(深沢、中村)。7.分泌タンパク質の異常を認識する機構、さらにBipを誘導する機構を出芽酵母で解析した(河野)。8.動物細胞のHSP70遺伝子の新しい転写促進の機構を解明した(石井、丸野内)。9.HSP90の各種ドメイン構造、生化学的性質の変化、および組織特異的発現を各種の手法を動員して明らかにした(堀米、根本、田島、矢原)。10.ヒトHSP40がDnaJファミリーであることを明らかにした(大塚)。11.コラーゲンのシャペロンであるHSP47を発見し、その発現と機能を解明した(永田)。12.HSP70による核小体機能の変化を解析し、生体防御機構とのかかわりを明らかにした(東)。
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