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1991 年度 実績報告書

遠隔教育実習校と大学教室を結ぶ知的マルチメディア型教育実習訓練システムの開発

研究課題

研究課題/領域番号 03558031
研究機関鳴門教育大学

研究代表者

今堀 宏三  鳴門教育大学, 学長 (80029602)

研究分担者 村川 雅弘  鳴門教育大学, 学校教育学部, 助教授 (50167681)
吉崎 静夫  鳴門教育大学, 学校教育学部, 助教授 (20116130)
松田 伯彦  鳴門教育大学, 学校教育学部, 教授 (90009027)
木村 捨雄  鳴門教育大学, 学校教育学部, 教授 (90000059)
重信 陽二  鳴門教育大学, 学校教育学部, 教授 (00123779)
キーワード教育実習 / システム開発 / マルチメディア / 教師の力量 / 映像デ-タベ-ス
研究概要

研究組織を編成し直し,研究活動が円滑かつ有効に行われるようにした。まず,「教育実習の授業の法則化スキルの科学的検討と訓練目標の体系化」班(「体系化班」)と「知的マルチメディア型教育実習訓練システムの開発と試験使用」班(「システム開発班」)を独立させた。次に,授業の法則化スキル別の教育実習訓練コ-スの設計開発と授業の法則化スキル別の授業映像デ-タベ-スの設計構築と作成は同時並行的に研究を進める方が有効かつ生産的であるために,教科や育成する法則化スキル別の班構成をした。「国語と算数の授業の計画と実態のズレにおける教師の意思決定スキル訓練システム開発班」(「国語・算数班」)と「理科における実験・観察構成スキル訓練システム開発班」(「理科班」),「生活科の単元開発スキル訓練システム開発班」(「生活科班」)の3つである。通常は班ごとに研究・協議を進め,年4回の全体会議で相互理解と調整を図った。
「体系化班」は,他大学における実地教育の事前・事後指導に関する調査研究を行った。特に,各大学が育成しようとしている教師の資質・力量を分析・整理した。「国語・算数班」は,訓練システムのケ-ス・スタディとして利用できる典型的な授業場面を抽出するために,中堅教師の授業および新任教師の授業のビデオ録画および授業者への面接調査を行った。「理科班」は,授業の記録・分析を通して,小学校理科における観察・実験に関して教師に必要とされるスキルのミニマム・エッセンスを抽出した。「生活科班」は,生活科単元の設計・実施・評価の各段階において必要とされるスキルを分析・整理するために,単元レベルの授業記録と教師への面接調査を実施した。「システム開発班」は,システムの核となる親器と子器を1台ずつ購入し,CAI実行管理システムの具体的な設計を行った。

  • 研究成果

    (5件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (5件)

  • [文献書誌] 松田 伯彦・冨士 貴志夫ほか: "教師の資質・力量に関する研究I序報" 鳴門教育大学実地教育研究. 2. 63-74 (1992)

  • [文献書誌] 吉崎 静夫・渡辺 和志: "授業における子どもの認知過程-再生刺激法による子どもの自己報告をもとにして-" 日本教育工学雑誌. 16. (1992)

  • [文献書誌] 吉崎 静夫・渡辺 和志: "授業における子どもの情意過程" 鳴門教育大学研究紀要(教育科学編). 7. (1992)

  • [文献書誌] 奥村 清・重信 陽二・片平 克弘: "小学校新学習指導要領(理科)の指導上の問題点についてのアンケ-ト調査" 日本理科教育学会研究紀要. 32-1. 13-19 (1991)

  • [文献書誌] 吉崎 静夫: "教師の意思決定と授業研究" ぎょうせい, 231 (1991)

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公開日: 1993-03-16   更新日: 2016-04-21  

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