研究分担者 |
村川 雅弘 鳴門教育大学, 学校教育学部, 助教授 (50167681)
木村 捨雄 鳴門教育大学, 学校教育学部, 教授 (90000059)
松田 伯彦 鳴門教育大学, 学校教育学部, 教授 (90009027)
重信 陽二 鳴門教育大学, 学校教育学部, 教授 (00123779)
田中 昭太郎 鳴門教育大学, 学校教育学部, 教授 (10179757)
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研究概要 |
「教育実習の授業の法則化スキルの科学的検討と訓練目標の体系化」班(「体系化班」)と「知的マルチメディア型教育実習訓練システムの開発と試験使用」班(「システム開発班」),「国語と算数の授業の計画と実態のズレにおける教師の意思決定スキル訓練システム開発班」(「国語・算数班」),「理科における実験・観察構成スキル訓練システム開発班」(「理科班」),「生活科の単元開発スキル訓練システム開発班」(「生活科班」)の5班編成で研究・協議を進め,年3回の全体会議で相互理解と調整を図った。 「体系化班」は,教育実習協力校の教師に対して「教育実習生に望む教師としての資質・力量」と「教育実習のあり方」に関する調査を,教育実習を経験した学部生に対しても教師の資質・力量に関する調査を実施し,整理した。「国語・算数班」は,算数科の授業における教授の意思決定スキルを分類整理し,授業映像データベースと意思決定訓練用紙を活用した訓練システムを開発した。「理科班」は,理科における教師の発言・発問および子どもの発言の基準尺度化を試み,教育実習生の評価授業の映像記録を分析し,指導過程と教師の発問,子どもの発言との質的関連を数量的に明らかにした。「生活科班」は,生活科に関する典型事例から具体的な生活科単元開発スキルを抽出・整理し,その育成のための手だてとして,問題解決的な学習活動を組み込んだ講義法の工夫・改善・評価および実習生に自らの評価授業の設計・実施過程を問題解決的なものとしてとらえさせる試みを実施した。「システム開発班」は教師の事例ベースの学習を支援するために,VTR中断法に基づく授業ビデオ映像ライブラリを活用する力量向上支援システムを開発し,実習生に試行した。 前年度までの研究成果と合わせて,成果報告書にまとめた。
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