研究課題/領域番号 |
03640045
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研究機関 | 北海道教育大学 |
研究代表者 |
西村 純一 北海道教育大学, 教育学部・札幌校, 助教授 (00025488)
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研究分担者 |
松澤 淳一 京都大学, 理学部, 助手 (00212217)
吉田 敬之 京都大学, 理学部, 教授 (40108973)
土方 弘明 京都大学, 理学部, 教授 (00025298)
丸山 正樹 京都大学, 理学部, 教授 (50025459)
上野 健爾 京都大学, 理学部, 教授 (40011655)
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キーワード | ネター局所環 / 素元分解整域 / 鎖状 / 強鎖状 / 整閉整域 / 解析的被約 / 整閉包 |
研究概要 |
反例の構成。 ネター局所環の研究において、肯定的結果と共に、反例による否定的「結果」も重要であることは、秋月、永田らによる古典的例によって、よく知られている。が、彼らの反例構成法は、散発的、且つ複雑で、一般的構成法ではなかった。 最近20年間、Rotthausに始まる新しい反例構成法は、小駒、Heitmannらによって改良され、既知の例をも系統的に構成できるばかりではなく、従来「予想」或いは「問題」として、未解決のまま残されていた懸案の多くに、最終的解決を与えた。 我々は、Rotthaus、小駒、Heitmannの方法を更に改良、拡張し、永田のアイデアをも包含することにも成功し、以下の例を始め、多数の例が比較的容易に構成可能であることを、示した。 1)3次元鎖状素元分解局所整域で、強鎖状でないもの。 2)標数0の2次元局所整閉整域で、解析的被約でないもの。 3)標数0の3次元局所整域で、その整閉包がネター環でないもの。
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