研究分担者 |
大山 敬三 学術情報センター, 研究開発部, 助教授 (90177022)
孫 媛 学術情報センター, 研究開発部, 助手 (00249939)
安達 淳 学術情報センター, 研究開発部, 助教授 (80143551)
橋爪 宏達 学術情報センター, 研究開発部, 助教授 (40172853)
飯田 記子 学術情報センター, 研究開発部, 助教授 (70027598)
小山 照夫 学術情報センター, 研究開発部, 助教授 (80124410)
宮澤 彰 学術情報センター, 研究開発部, 教授 (80099928)
淺野 正一郎 学術情報センター, 研究開発部, 教授 (50092119)
内藤 衛亮 学術情報センター, 研究開発部, 教授 (10110074)
根岸 正光 学術情報センター, 研究開発部, 教授 (90114602)
濱田 喬 学術情報センター, 研究開発部, 教授研究主幹 (70013191)
井上 如 学術情報センター, 研究開発部, 教授研究主幹 (50114385)
大野 公男 北海道情報大学, 教授 (40000731)
西田 龍雄 学術情報センター, 副所長 (00025032)
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研究概要 |
学術情報センターでは,大学図書館の総合目録データベースシステムおよび学術情報データベースの形成とその公開サービスを実施している。学術研究の国際化に呼応して,わが国の学術情報の海外研究者への提供は,従来からの海外の学術情報のわが国への円滑な導入と合わせて,ますます重要になっている。本研究では,こうした学術情報の国際的な交流を促進するための技術動向調査,サービス動向の調査等を目的とするもので,全文データベースの作成におけるSGML規格の適用,全文データベースの検索技術,電子図書館,ゲートウェイサービス,また日本情報に対する海外からの需要動向および学術情報ヘ関する標準化動向等について,海外の関係諸機関,研究者を訪問して,実地に調査研究を行ったものである。 本年度は,計画段階ですでに重要性の明らかな機関を訪問し実地調査を行った。まず情報標準化関係では,漢字を中心とする文字コードの標準化等に関する欧米諸国の動向を把握し,わが国における動向との調和を図った。一方,学術情報の海外への提供に関しては,英国では大学を中心に学術情報センターへのアクセスの需要が潜在的に相当程度存在していることが把握された。また,フランス,ドイツ等EC諸国での動向も踏まえ,潜在需要に加え,ソフトウェア的な環境整備の問題等を調査した。 一方,米国に関しては日本情報については現在継続中のNACSISのサービスへの理解も広まり,環境が好転してきているということが判明した。また,情報サービス形熊に関しても,電子図書館への指向性が強まってきていることが明らかとなった。 来年度には,より詳しいレベルで技術動向や制度的側面をこれまでの調査で判明した拠点機関に対して行っていく方針である。
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