研究分担者 |
鷲見 成正 慶応義塾大学, 経学部, 教授 (00051285)
原島 博 東京大学, 工学部, 教授 (60011201)
中谷 和夫 東京大学, 文学部, 教授 (00026816)
井口 征士 大阪大学, 基礎工学部, 教授 (90029463)
長尾 真 京都大学, 工学部, 教授 (30025960)
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研究概要 |
人間は視覚や聴覚から入ってくる情報に対して論理的意味の理解だけでなく、「美しい」とか「快い」といった感じを抱く。このような「情報の感性的側面」に対して情報科学と心理学の研究者が融合した研究を行い、感性科学の基礎を確立することが本研究の目的である。このため、次の5つの研究班を設け、個々のグループ研究を推進した。 (1)感性情報の基礎とモデリング (2)メディアにおける感性情報の抽出・表現 (3)行動空間の感性情報処理 (4)コミュニケーションにおける感性情報処理 (5)感性デザインおよび感性データベースの研究 また、組織全体の有機的運営をはかるため、次にように全体会議を開催した。 平成4年6月16日第1回全体会議(於:東京大学工学部) 平成4年11月24日公開シンポジウム(於:国際文化会館) 平成5年1月28,29日第2回全体会議(於:大阪国際交流センター) 領域全体の運営方針を審議するため、次にように班会議を行った。 第1回平成4年6月16日(於東京大学工学部) 第2回平成4年11月24日(於:国際文化会館) 第3回平成5年1月29,30日(於:箕面観光ホテル) 参加研究者に各種領域に関する情報を提供するため、レターを平成4年6月,8月,10月,12月の計4回発行した。 今年度はこれらの活動を通じて情報学と心理学のそれぞれの分野での認識の統一をはかり、各研究者の研究目標を明確にし、研究の進展を支援した。
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