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1994 年度 実績報告書

社会システム発展におけるロケーション・ラグ効果の分析

研究課題

研究課題/領域番号 04451038
研究機関静岡県立大学

研究代表者

渡辺 慶子  静岡県立大学, 国際関係学部, 教授 (20167117)

キーワードシステム変動 / ロケーション・ラグ / 産業連関分析 / 社会システム
研究概要

初年度に収集した都道府県別の産業関連データ、各種社会指標データ、文化データなどが、近年の大幅な産業構造の変化のために、そのままのかたちでは利用できず、これらのデータの内容整除と再構成を行なう必要があった。このため当初の計画は遅れを見せ、本年度は日本の地域システム発展地図の作成のためのデータベース作りと、それを利用した発展地図作成の試みを行うにとどまった。
しかし、このようにして試作された発展地図からは、仮説で考えられていたような「地域のロケーションにともなう発展ラグ」が観察されている。
本年度は、以下の研究を行うための、ほとんどの数量的データが整備できた。
(1)より信頼性・妥当性の高い指標の構成につとめ、それを用いて日本国内における発展ラグ効果分析を行った。
(2)国内分析の結果にもとづいて、国際関係モデルを開発(理論モデルの段階)。
(3)経済システム、政治システム、生活システムの各ラグを計量的に抽出可能なモデルの開発。
(4)試験的モデルによるシュミレーション。
(5)国際的規模における地域発展地図の作成と、国際的規模における地域間ラグ効果の分析。

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公開日: 1996-04-08   更新日: 2016-04-21  

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