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1992 年度 実績報告書

流れの可視化画像解析支援システム開発に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 04555104
研究機関大阪府立大学

研究代表者

奥野 武俊  大阪府立大学, 工学部, 教授 (60081395)

研究分担者 鈴木 敏夫  大阪大学, 工学部, 教授 (80029107)
西尾 茂  大阪府立大学, 工学部, 講師 (30208136)
岸 光男  大阪府立大学, 工学部, 助教授 (00145814)
池田 良穂  大阪府立大学, 工学部, 助教授 (10117989)
細田 龍介  大阪府立大学, 工学部, 教授 (30081392)
キーワード流れの可視化 / 画像計測 / 画像の特微量 / スペクトル / ウエーブレット解析 / ファジー推論
研究概要

本研究では、流れの可視化画像を解析するために、大別して2つのことが考えられている。第1は、可視化された画像から流速などの定量的な情報量を抽出する、いわゆる画像計測に関する問題であり、第2は可視化画像からその特微量を抽出するいわゆる画像認識に関する問題である。
本年度に行われた研究をまとめると、
1.瞬時に広領域の速度計測が可能な手法の内、高次の項を取り入れたより精度の高い時空間微分法を開発し、油膜法との組合せで壁面摩擦応力を計測する試みを行った。
2.従来の画像計測では難しいとされてきた、時間平均流れを計測する時間平均コントラスト法の開発を行った。これにより、船尾付近の後流分布が簡単に計測できる可能性が高まった。
3.濃淡分布をもった画像の特徴量を抽出する手法として、
(1)画像のスペクトル情報を使う手法
(2)ファジー推論を画像データに適用する手法
(3)ウエーブレット変換を利用する手法
などを検討し、将来的にはウエーブレット変換を用いた解析が優れていることなどが明らかにした。
4.赤外線温度センサーを用いた人間の顔画像から、表情を解析し、脳波、心電図との相関を求めるための基礎調査が行われた。
これらの、基礎研究結果を基にして、解析支援システムが構築される予定である。

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公開日: 1994-03-23   更新日: 2016-04-21  

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