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1992 年度 実績報告書

密度波伝播によるカオテックトポロジー構造の解明

研究課題

研究課題/領域番号 04808001
研究機関京都大学

研究代表者

図子 秀樹  京都大学, ヘリオトロン核融合研究センター, 助教授 (20127096)

研究分担者 伊藤 公孝  核融合科学研究所, 助教授 (50176327)
長崎 百伸  京都大学, ヘリオトロン核融合研究センター, 助手 (20237506)
水内 亨  京都大学, ヘリオトロン核融合研究センター, 助手 (20135619)
キーワードペレット / ディスラプション / ダイバータ
研究概要

4年度の研究経過と知見は以下の様である。
〈ペレット入射による磁力線追跡〉
ヘリオトロンE装置を用いてECH/NBIプラズマにD2/H2ペレットを入射し(ア)プラズマ内部(イ)SOL領域(ウ)ダイバータ部の各々の領域におけるペレット溶発粒子の応答に関して以下の点を調べた。a)応答の時間遅れ、b)応答の強さと加熱方法や閉じ込め特性の違いの関係c)リミッタ挿入による接続長の違い。現在までに合計5日間約120shotのdataを得ており以下の知見を得た。
1)プラズマ内部における磁力線に沿った密度波の伝播を高速ADCとFIR干渉計を用いて解明した。磁力線の追跡がこの方法によって可能である事を示した。
2)Limiter挿入時にLimiterの影の部分のSOLにおける駆動プローグ密度波の伝播が観測された。ただし内部で溶発した粒子の伝播かSOLで溶発したものかの判断ができなかった。
3)ダイバータ部への粒子波の到達遅れ時間を調べた結果ECHでは13ヶ所のダイバータにほぼ同じ遅れ時間で達するNBIでは1ms程度の差のある場合が見出された。
4)粒子閉じ込めの良いECRHプラズマではダイバータへの密度波の伝播が観測されなかった。

  • 研究成果

    (2件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (2件)

  • [文献書誌] H.Zushi.et.al.: "Strong magnetic fluctuations due to an ablating pellet and fuled particle response to the SOL and divertor" IAEA Technical Committel Meeting on Pellet injection. (1993)

  • [文献書誌] H.Zushi et.al.: "Analysis of magnetic turbulence during pellet ablation and response of fueled particles by pellet injection to the SOL and divertor" 20th EPS Conference on controlled fusion and plasma physics. (1993)

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公開日: 1994-03-23   更新日: 2016-04-21  

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