研究課題/領域番号 |
05404038
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
池添 潤平 大阪大学, 医学部, 助教授 (70115989)
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研究分担者 |
近藤 博史 大阪大学, 医学部, 助手 (70186857)
有沢 淳 大阪大学, 医学部, 講師 (40144513)
内藤 博昭 大阪大学, 医学部, 助教授 (60217627)
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キーワード | 高分解能コンピュータ断層像 / クラフィックワークステーション / 肺細葉 / フラクタル次元 / 三次元疾患モデル |
研究概要 |
まず、第一に高分解能コンピューター断層像で時に見られる径2-8mm大の網目状陰影が細葉の辺縁に位置することを病理組織像、軟X線像、実体顕微鏡像との対比を通して明らかにし、その内容に臨床研究を加味したものを、平成6年4月に神戸市で行われる日本医学放射線学会に発表した。さらにこの網目状陰影と気管支血管のみを画像処理により連続した30〜40枚の高分解能コンピューター断層像および軟X線像より抽出し、更にグラフィックワークステーションを用いて立体的に再構成し、肺細葉の立体分布等特に二次小葉内での分布に関して一定の結果が得られた。 一方Diffuse Alveolar Damage 肺線維症や肺気腫といった様々な疾患の剖検肺の高分解能コンピューター断層像のフラクタル次元fractional browning mortion model法により求め乱雑さの定量化を行った。この結果は平成7年6月独国ベルリン市で行われるCAR95で発表予定である。また同じくこういった疾患群の連続した30-40枚の高分解能コンピューター断層像および軟X線像より気管支のみを抽出し、グラフィックワークステーションを用いて立体的に再構成し、これについてもフラクタル次元を求めた。 こういった基礎的な成果をふまえていくつかの三次元疾患モデルを提案し平成7年11月に米国シカゴ市で行われる北米放射線学会で発表する予定である。
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