研究分担者 |
BANERJEE Suj ピッツバーグ大学, 図書館情報大学院, 助教授
TOMER Chris ピッツバーグ大学, 図書館情報大学院, 助教授
FLYNN Ida ピッツバーグ大学, 図書館情報大学院, 準教授
DETLEFSEN El ピッツバーグ大学, 図書館情報大学院, 準教授
RASMUSSEN Ed ピッツバーグ大学, 図書館情報大学院, 準教授
武者小路 澄子 図書館情報大学, 図書館情報学部, 助手 (00241836)
藤田 岳久 図書館情報大学, 図書館情報学部, 助手 (50238573)
阪口 哲男 図書館情報大学, 図書館情報学部, 助手 (10225790)
緑川 信之 図書館情報大学, 図書館情報学部, 助教授 (70166073)
杉本 重雄 図書館情報大学, 図書館情報学部, 助教授 (40154489)
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研究概要 |
平成7年度は以下の点を中心に研究を進めた. (1)ディジタル図書館国際シンポジウム(ISDL'95,1995.8.22-25,主催:図書館情報大学)の場を活用して,マルチメディア指向の図書館情報システムとネットワークに関する知見を深めること. (2)WWWの上で利用できる多言語文書のためのブラウザの開発を進めること. (3)マルチメディアツールの図書館業務への適用に関する知見を深めること. (1)ISDL'95では,ピッツバーグ大学より2名の研究分担者Edie Rasmussen,Sujata Banerjeeを招へいし,ピッツバーグ大学での植物学に関するイメージデータベースと広域分散データベースに関する研究討論を行った. (2)我々自身が開発を進めている多言語HTML文書ブラウザに関して,ISDL'95,第4回ディジタル図書館ワークショップ(1995.8.22)およびACM主催のディジタル図書館に関する国際会議(DL'96,1996.3.20-23)で発表した.また,このツールを5月(田畑,藤田)と11月(阪口)にピッツバーグ大学を訪問して,移植し,実験を行った.また,このツールを利用したオンライン目録システム(OPAC)を試作し,日本語環境のない端末からでも本学図書館の目録にアクセスすることのできることを確かめた. (3)キャンパスLAN上で開発したマルチメディア指向の協調作業支援ツールを,グラフィカルユーザインタフェース(GUI)を持つOPACの利用方法を教えるという一種の参考業務に適用してその有効性を確かめた.また,書架のイメージを持つOPACを試作し有効性を確かめた.これらの成果についてはディジタル図書館に関する主要な会議であるADL'95(1995.5,於ワシントンDC)とDL'95(1995.6,於テキサス州オースチン)で発表した.
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