研究分担者 |
TECHAWONGSAT スチラ コンケーン大学, 農学部, 助教授
KAMTUO Amnou コンケーン大学, 農学部, 助教授
NEERA Pareec コンケーン大学, 農学部, 講師
LERTRAT Kamo コンケーン大学, 農学部, 助教授
PHALARAKSH W コンケーン大学, 農学部, 助教授
PLPLTHONEE A コンケーン大学, 農学部, 講師
PACHINBURAVA アッサニー コンケーン大学, 農学部, 助教授
PROHMCHUM Ch コンケーン大学, 農学部, 助教授
YINSAWAT Taw コンケーン大学, 農学部, 準教授
FEUNGCHAN Su コンケーン大学, 農学部, 準教授
村田 浩平 九州東海大学, 農学部, 助手 (90279381)
水谷 高幸 九州東海大学, 農学部, 講師 (40241187)
岩田 真木郎 九州東海大学, 農学部, 講師 (20148969)
國武 久登 九州東海大学, 農学部, 講師 (80289628)
吉田 政博 九州東海大学, 農学部, 助教授 (80158469)
長谷川 利拡 九州東海大学, 農学部, 助教授 (10228455)
小松 春喜 九州東海大学, 農学部, 教授 (60148971)
田中 孝幸 九州東海大学, 農学部, 教授 (00155144)
片野 学 九州東海大学, 農学部, 教授 (80125468)
野原 啓吾 九州東海大学, 農学部, 教授 (50156220)
DILOKPONGPIT ヴァンラ コンケーン大学, 農学部, 助教授
KUNTHA Chump コンケーン大学, 農学部, 準教授
SIRIMUNGKARA シヴィライ コンケーン大学, 農学部, 助教授
SIRI Nutchar コンケーン大学, 農学部, 助教授
SANOAMUANG N コンケーン大学, 農学部, 助教授
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研究概要 |
コンケン大学より6名を招へいし、九州東海大学より4名を派遣した。 (1)イネ及びイモ類の環境保全型栽培に関する共同研究:イネ及びキャッサバの耐病虫新品種を検討し,トビイロウンカ耐虫性遺伝子を導入する必要性が認められた。また,環境保全型栽培体系の確立のためには,地力の維持向上を図ることが必要で,そのため,有機物の大量投与を連続して行う必要性が指摘された。 (2)野菜の環境保全型栽培に関する共同研究:タイ在来のメロン及びウリ科野菜と我が国メロン品種との接ぎ木親和性を検討し,一部親和性の高い系統がえられ,それを利用した無農薬栽培を実施した。チンゲンサイの耐病虫性系統の選抜を無農薬栽培で行った。ランの細胞融合による体細胞雑種育成のため,プロトプラストの分離培養及びカルス形成に成功し,細胞融合個体の培養を行っている。 (3)果樹の環境保全型栽培に関する共同研究:ブンタン3倍体を導入,高接ぎした。これらは順調に生育しており,3倍体カンキツ優良系統の育成が期待される。マンゴ-の開花結実生理の解明研究では,花芽分化と植物体内栄養成分との関連について一定の成果が得られた。 (4)生物的防除を中心とした害虫防除法の共同研究:タイ国内での天敵として,主に捕食性のクモ類を中心にその種類と役割を調査し,イネ害虫に対して有望な天敵が見いだされており,今後その生息生態の解明が必要であることが指摘された。 (5)病害の防除と発生原因の解析に関する共同研究:タイ国内におけるリゾクトニア病の発生環境を調査し,イネ紋枯病並びに紋枯病類似症状の発生が確認されたが,その病原菌の系統分布は,我が国の紋枯病菌と同一系統が主体であるが,熱帯特有の系統の存在も確認され,今後それらの生態解明の必要性が指摘された。
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