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1994 年度 実績報告書

特別活動の実施状況分析と改善に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 06301096
研究機関国立教育研究所

研究代表者

高階 玲治  国立教育研究所, 企画調整部, 室長 (90197088)

研究分担者 西野 真由美  国立教育研究所, 教科教育研究部, 研究員 (40218178)
工藤 文三  国立教育研究所, 教科教育研究部, 室長 (30231096)
柳原 葉子  川村学園女子大学, 教育学部, 専任講師 (80220193)
山口 満  筑波大学, 教育学系, 教授 (20006571)
武藤 孝典  東京電機大学, 理工学部, 教授 (00020587)
木原 孝博  岡山大学, 教育学部, 部長 (20032758)
キーワード特別活動 / 学級(ホームルーム)活動 / 児童・生徒会活動 / 学校行事 / クラブ・部活動 / 学校週5日制 / クロス・カリキュラム / 特別活動の改善
研究概要

特別活動の理論や実践における課題を総合的に把握することに努めた。(1)その役割、機能、本質、(2)教育の歴史・思潮との関係、(3)その特質、他の教育内容との関連、(4)教育方法の特質、(5)実践上の課題、(6)研究方法、(7)評価、(8)教育経営との関連、(9)教師教育の課題、(10)最近の教育課題との課題、(11)比較教育と特別活動、など様々な課題がみられた。特別活動学として学校教育の役割の見直しが必要と考える。
そこで、平成7年度から月2回の学校5日制が実施されるところから、どのような特別活動の改善が必要か、調査を実施した。この調査は実践上の様々な課題の把握と改善点に関する調査であるが、現在その結果の集計中である。さらに、その結果から第2次調査を平成7年度に実施する予定である。
なお、最近の新しい動きとして、特別活動と教科・道徳を関連させたクロス・カリキュラムが実施されるようになっている。例えば、国際理解教育、環境教育、人権尊重教育などのテーマに基づいた統合的なカリキュラムであって、特別活動の新しいあり方を示唆する考え方として注目している。
さらに、特別活動の内容の統合化、学級活動と学級経営との関連の重視、学級活動計画の重点化・系統化など、様々な改善方策についても新たな考え方が生まれており、そうした特別活動改善について研究を深めたいと考えている。

  • 研究成果

    (7件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (7件)

  • [文献書誌] 高階玲治: "特別活動における子どもの自主性と教師の指導性" 教育展望. 5月号. pp18-27 (1994)

  • [文献書誌] 高階玲治: "学級活動の計画化の課題" 特別活動研究. 1月号. pp77-78 (1995)

  • [文献書誌] 高階玲治: "子どもと行き方をどう語りあうか" 学校運営研究. 1月号. pp5-12 (1995)

  • [文献書誌] 高階玲治: "豊かな学力形成と評価の課題" 信濃教育. 3月号. pp72-80 (1995)

  • [文献書誌] 高階玲治: "学級にとけこめない子への対応と教師の指導力" 特別活動研究. 5月号. pp12-16 (1995)

  • [文献書誌] 武藤孝典 編著: "生徒指導・特別活動の理論と実践" 明治図書, 260 (1994)

  • [文献書誌] 高階玲治: "クラブ活動・部活動と関係諸団体との関連" 奥田眞文他編 新学校教育全集「児童・生徒会とクラブ」ぎょうせい, 20 (1994)

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公開日: 1996-04-08   更新日: 2016-04-21  

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