研究概要 |
(1)MNSs抗原を構成するGpAの遺伝子解析を目的に、培養細胞から全RNAを分離し、GpAcDNAをサブスクローニングした。そして、MN変異型と関連する可能性を髣髴とさせるGpAisoformを分離した。 (2)Duffy抗原を構成するglycoproteinDの遺伝子解析を試み、Fy(a),Fy(b)抗原を決定する塩基配列を明らかにした。 (3)Rh遺伝子について、すでに決定したRhPIクローンには7種類、RhPIIクローンには5種類のisoformを見い出した。なお、これらと50種類以上にも及ぶRh抗原との関係を追求中である。 (4)EsD多型すなわちEsD1および2表現型を決定する遺伝子の塩基配列を明らかにした。
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