研究課題/領域番号 |
07041047
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研究種目 |
国際学術研究
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 学術調査 |
研究分野 |
教育・社会系心理学
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研究機関 | 東洋英和女学院大学 |
研究代表者 |
飽戸 弘 東洋英和女学院大学, 人間科学部, 教授 (20008634)
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研究分担者 |
林 文 東洋英和女学院大学, 人間科学部, 教授 (00180977)
岩男 寿美子 慶応大学, メディアコミュニケーション研究所, 教授 (20051360)
鈴木 裕久 東京国際大学, 社会情報研究所, 教授 (50013040)
CHU Godwin EastーWest Center, 主任研究員
林 知己夫 統計数理研究所, 名誉教授 (50000188)
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研究期間 (年度) |
1995 – 1997
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キーワード | 価値研究 / 日中比較 / 国際共同研究 / 家族観 / 労働観 / ケーススタディー / 工場調査 |
研究概要 |
1995年度のケーススタディ、1996年度の東浦住民調査(1000サンプル)と工場従業員調査(1054サンプル)の結果を分析し、報告書を作成した。分析結果の検討のため、7月に、中国から胡申生と仇立平(上海大学副教授、研究協力者)、アメリカからProf.G.Chuを東京に招聘して、それぞれの分析結果を検討した。特に日本側研究者の分析結果の解釈についての中国側研究者の見方との間の論議が重要な点であった。これに基づき、8月から、日本側研究者は分析をさらに進めた。11月に上海において最終検討会を行った。また、飽戸、鈴木、林(文)は重慶大学、武漢大学を訪問し、関係研究者と分析内容について検討を行った。また、林(知己夫)、岩男は天津大学を訪問して、同様に関係研究者と分析結果について検討を行った。これらの成果をまとめて、平成10年3月に報告書を完成した。 報告書において、ケーススタディについては、Prof.G.Chuと中国側研究者が主にあたり、質問票を使った調査の分析は日本側研究者があたった。 3年間の研究を通じて、中国における統計調査が非常に困難であることがわかったが、その状態の中でできるだけの情報を把握できたつもりである。特にこの研究の主な成果は、価値意識と文化の変容が、1987年の上海調査との比較により、時系列的に読みとれたことである。
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